嗜好の違い~アカ族の方が見つけた新しい活路~
皆さんの元気ですか?僕は冬になると、鼻詰まりにいつも悩まされます。(泣)
最近では、温泉などに行って体を温めることが結構鼻詰まりにいい気がします。
ところで、皆さんは「チェンマイ」って聞いて何を思い浮かべますか?
初めて聞く人はどこだかわからないでしょう…
僕も夏に行くまでは全然わかりませんでした。
チェンマイはタイにある結構大きな町です。
(僕はタイって結構貧しいイメージだったんですが、そのイメージぶっこわされました。)(笑)
チェンマイのさらに北の山にアカ族の皆さんは暮らしています。
この地域は昔、「ゴールデントライアングル」の中に含まれていたそうです。
(確か…)
そこで、「こういう場所にケシの花を育てていたんだよ」など、少しぞっとするような話を聞かせていただきました。昔の国王が、「ロイヤルプロジェクト」を始めて徐々になくなっていったそうです。
今では、多くの農地でお茶を育てており、お茶を炒ったり、つぶして乾燥させたりする様子を見さしてもらいました。
この時に、お茶農家の人がある話をしてくださいました。
「タイでは渋いお茶を飲む習慣がなく、昔は安い値で買いたたかれていたが、中国の渋いのが好きな人たちはとてもいいと言って高値で買ってくれた。」
ということでした。
嗜好性の違いがこれほどはっきりと違うということは、海外でしか感じることができないのではないかと思いました。
また、中国の方が買ってくれるようになったのはつい3年ぐらい前からだと言っていたので、中国の方が来てくれなかったら、そのまま安く買いたたかれていたのかと思うと胸が苦しくなりました。
アカ族の方が、その出来事を機に新しい活路を見いだせたのはとても価値あることだと思います。
物の価値は、買い手によって決まります。
買い手が、価値があるといえば価値がある。ないといえばない。
しかし、買い手にも嗜好の違いがあります。
情報を自分たち個人で発信することができる今の時代だからこそ、小さい民族の方々も、良いものは積極的に発信していけたらいいなと思いました。
(すでにしていたらすみません)
私達にも困っている方々の役に立てることがあると思います。
それぞれが地球人として協力し助け合って生きていけたらなんて素晴らしいかと思います。
とってもおいしいお茶屋さんだったのでメールアドレスを乗せさせていただきます。
日本にも発送できるそうです!
chatha.doingam.coffe@gmail.com.